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CES 2026:超低消費電力エッジAIが日常デバイスに知能を埋め込む

  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:5 日前

2026年1月にラスベガスで開催されたCES 2026では、AIがクラウドからデバイス側(エッジ)へ降りてくるトレンドが一段と鮮明になりました。中でも米Syntiant社は、超低消費電力のニューラル・デシジョン・プロセッサ(NDP)を軸に、音声・映像・振動センシングを組み合わせた「フルスタック・エンボディードAI」のデモを多数披露し、注目を集めました。


CES 2026でSyntiant社が公開したデモ



Syntiant社は2017年にカリフォルニア州アーバインで設立されたエッジAI専業企業で、すでに1億個以上の専用チップとMLモデルを出荷しています。同社が今回展示した主なデモは以下のとおりです。


  • AI搭載ヘッドフォン:振動センサーとNDPを組み合わせ、高精度なノイズキャンセリングと外音取り込みを実現

  • 音声操作スマートグラス:普通のメガネフレームに音声認識とオープンイヤーオーディオを統合

  • 音声操作TVリモコン:待機時300μW以下で常時音声を聴き取り、「リモコンどこ?」の呼びかけに応答

  • 車両セキュリティ:超低消費電力カメラで駐車中も映像監視を継続

  • 車載リスニングモード:振動センサーで緊急車両のサイレンを検知し、ハンズフリー操作と安全要件を両立

  • 会議室向けビジョン&音声制御:AI駆動でカメラアングルを自動切り替え、発言者を常にフレーム内に収める


注目すべきは、これらがすべてミリワット級の電力で動作し、クラウド接続なしでリアルタイム処理を完結させている点です。プライバシーを保護しながら即応性を確保する ── エッジAIの本質的な価値を体現しています。


また、Syntiant社は開発者向けに「Vision Tools」と呼ばれるウェブベースの学習環境を提供しており、ユーザーが自前の画像・動画データセットをアップロードし、NDPに最適化されたビジョンモデルを迅速に構築できるようになっています。


Envitalは「エッジとクラウドをつなぐ知能を、実世界へ」をミッションに掲げています。Syntiant社のようなエッジAI技術は、バッテリー駆動のIoTデバイスからコネクテッドカーまで、幅広い領域で日本市場への展開が期待されます。弊社は引き続き、エッジ-クラウド連携の先端技術をもつ海外企業と日本市場をつなぐ架け橋として、モビリティ・エネルギー分野での事業開発を推進してまいります。


エッジAI技術や日本市場での展開にご興味のある方は、お気軽にお問合せください。


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